法人NEWS
NEW 2026年04月15日 説明会
令和8年度 法人事業説明会/法人のミッションや取り組みなど確認/職員が実践研究発表も




「令和8年度 法人事業説明会」が4月11日、戸畑区のウェルとばたで開催され、法人のミッションや目指すべき心理的安全性などを確認するとともに法人内の生成AIの取り組みが説明され、後半は8人の職員が令和7年度の実践研究について発表を行った。これには約100人の職員が参加した。
この日は冒頭、今年度の正規採用職員5人が紹介され、小松啓子理事長が法人のミッションや未来へのビジョン、目指すべき心理的安全性を実感できる社会などについて説明。このなかで小松理事長は、法人では利用者が心理的安全性を実感できる社会づくりを目指し、職員一人ひとりが利用者の声に真摯に耳を傾け共感と尊重の姿勢を持って関わることを大切にしているとし、「これからも誰もが安心して過ごせる居場所としての法人育成会づくりを利用者さんと共に進めていきましょう」と呼び掛けた。続けて、藤田和利経営管理部長が法人内の生成AIの取り組みについて支援記録などにおける活用を検討しているとし現段階での内容を一部紹介しながら説明、最後に「AIを使う目的は、私たちが利用者を支えることに集中するため」であると述べた。後半は、8人の職員が令和7年度の実践研究についてパワーポイントを使用し発表した。
法人育成会では、平成28年度から職員が日々利用者に向き合って積み重ねてきた支援の実践を客観視し報告書としてまとめる実践研究に取り組み、昨年度10年を迎えた。昨年度は事務員、栄養士、看護師を除く副事業所長、主任、リーダー、支援員の正規職員133人が利用者の課題について一年間取り組んだケース事例ひとつをまとめており、8人は自身の昨年度の取り組みを発表。参加者は報告書にも目を通しながら内容に聞き入り、発表後には質疑応答の時間が設けられた。質疑応答では、「ご本人の高齢化に伴い、親も高齢化していき、それまでの生活が大きく変わる中で、私たち支援者がどう関わり支援していくか、チームで関わっていくことの大切さを、発表を聞きながら改めて感じた」「チームアプローチで難しいところもあったと思うが、チーム内でどのような話し合いを行い支援に取り組んだのか教えてもらいたい」などの感想や質問が出された。また、発表後には総括が行われ、実践研究推進委員会の委員長である鈴木克之理事(インクルとばた事業所長兼任)が「日々、真摯に利用者支援に取り組んでいることが皆さんの報告書からうかがえ、その姿勢に深く敬意を表したい。10年の節目にふさわしい報告書となっていると思う。実践研究の目的は支援を向上させること。支援力を向上させる手段として取り組んでいくという姿勢を持ち、これからも実践研究に取り組んでほしい」と述べた。
(写真上段左は目指すべき心理的安全性を実感できる社会などについて説明し職員にメッセージを贈る小松理事長、右は法人内の生成AIの取り組みについて説明する藤田経営管理部長、下段左は実践研究発表後、会場からの質問に答える前田七海主任(インクル小倉北)、右は支援力を向上させる手段としてこれからも実践研究に取り組んでほしいと総括を行う鈴木理事)
