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NEW 2026年06月10日 その他

いくせいかい診療所/事業所とも連携し、今年度の利用者の健康診断 開始へ

「いくせいかい診療所」では、昨年度から利用者への公的制度に基づく健康診断を実施しており、6月10日のインクルとばたを皮切りに今年度の健康診断が開始される。

同診療所では昨年度、5ヶ月間(延べ日数28日間)にわたり、8ヶ所の通所事業所と北九州ひまわりの里(同施設のみ「門司区医師会」が実施)の利用者454名の健康診断を実施した。それまで法人育成会では長年、利用者の健康・維持増進のため通所事業所に実施義務のない健康診断を実施してきたが、令和2年10月に法人内に同診療所が開所し障害特性等にも配慮した診療を行うなど実績を積み重ねてきたことから、昨年度より同診療所で健康診断を実施することとなった。その背景には、それまでの外部機関での健康診断においては知的障害のある人への合理的配慮が難しく、検査によっては正しく測定できないなどの状況があった。また、利用者の重度・高齢化が進み、知的障害があるために自己の健康管理が難しく、病気の発見の遅れや重症化等で入院・退所を余儀なくされるケースの増加などもあった。

同診療所では、健康診断実施にあたり今年度も事前に各事業所としっかり利用者情報の共有や検査時の配慮、工夫などを検討するとし、健康・維持増進はもちろん利用者の安心・安全にも繋げていくとしている。

(写真は昨年度のインクルとばたでの健康診断の様子。左は「体調はどうですか」など尋ねながら問診を行う秋野由紀院長(右)、右は落ち着いた様子で採血をする利用者)