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NEW 2026年04月15日 研修

デジタル化事業/他法人の職員を迎え、「公文書等スキャン作業実務研修」実施

育成会会館(戸畑区)4階の「就労支援の場 北九州拠点」のデジタル化事業では、4月6日から8日までの3日間、「デジタルラボえどがわ」(東京都)の職員2名を迎え、「公文書等スキャン作業実務研修」を実施した。

研修の目的は、受講職員が公文書等スキャン作業における各工程の管理方法を体系的に習得し、業務の円滑な進行と品質向上を図ること。特に、生産進捗管理や納品データ作成の手順を理解し実務に直結するスキルを身につけることを重視、研修受講職員が「自身の施設に戻ってすぐに体制を構築できる」状態を最終的なゴールとした。

初日は、「リスクを数字で理解し、仕様書を作業手順に翻訳する力を養う」をテーマに守秘義務と賠償リスク、仕様書の役割と読解方法について講義を行い、受講職員にはスキャン業務全体の流れを整理し工程管理が品質確保に直結することも理解してもらった。2日目のテーマは「機械設定の習得と、ヒューマンエラーを防ぐチェック体制の構築」。事前確認、スキャン、画像検査、ファイル命名といった一連の業務内容を実践形式で学んでもらう内容とした。さらに、作業者の配置や稼働率の最適化についても演習を行い、現場での運用をイメージしやすいものとした。最終日は「納品の完遂と、個々の強みを活かしたチーム体制の構築」をテーマとして、最終チェックの重要性と具体的な方法、工程管理におけるボトルネックの発見手法、障害者が活躍できる環境づくりの工夫について意見交換を交えながら研修を進め、実践的な知識を共有した。研修期間中にはデジタル化事業担当職員、受講職員で課題や今後の方向性について活発な意見交換も行われ、互いの取り組みを比較しながら改善のヒントを共有する機会となっていた。

今回の研修を通しデジタル化事業担当職員は、「他法人の視点からの意見は、北九州拠点の業務を見直すうえでも大変有意義で、職員にとっても新たな気づきにつながる充実した3日間だった」と話す。

(写真左は右の、写真右は左のふたりが最終日にデジタル化事業担当職員から説明などを受ける「デジタルラボえどがわ」の職員)