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2022年09月28日 その他

「エコアクション21」/令和3年度の環境経営レポートの全体評価など実施

 「エコアクション21」の令和3年度環境経営レポートの全体評価と見直しが9月22日、戸畑区の「育成会会館」で行われ、小松啓子理事長はじめ岩倉聡理事(本部事務局長)、日明・本城両リサイクル工房の事業所長、担当職員らが参加した(写真)。
 「エコアクション21」とは、環境省が策定したガイドラインに基づく、環境経営認証・登録制度(主に中小企業が対象)のことで、二酸化炭素・廃棄物などの削減に取り組み、その活動レポートを作成、公表することで環境にやさしい経営の証明が得られる仕組みとなっている。両リサイクル工房は、平成28年5月に認証・登録されている。
 この日は冒頭、担当職員から令和3年度の環境経営レポートの内容について、環境経営目標の取り組み結果を棒グラフに変更してまとめたことや、外部への啓発としてコロナ禍で見学が中止となったためホームページ等で情報発信を行ったこと、取り組んでいる環境活動等を写真も入れ紹介していることなどが説明された。その後、意見交換が行われ、参加者からは「本城リサイクル工房では、未達成の目標と達成でき現状維持していく目標の整理を行っていかなければいけないと感じた」「日明リサイクル工房は移転に伴い、目標数値の変更が必要となっている。令和3年度が移転してはじめて一年間『エコアクション21』に取り組んだ実績となり、これを基に今後の目標数値を決めていかなければいけない」などの感想が聞かれた。また、最後に小松理事長が「両リサイクル工房ともにコロナ禍での操業は大変だったと思うが、そのような中でもしっかり取り組みを進めていることが同レポートからもわかった」と評価した。なお、今後は修正が必要な個所の見直しを行い、「エコアクション21」の地方事務局に同レポートを提出することとなっている。