法人NEWS

2021年12月16日 研修

第5回 新任研修/「福祉職としての『しごと』を楽しむ」をテーマに研鑽

入職1年目の学卒職員を対象とした「第5回 新任研修」が12月7日、戸畑区の「育成会会館」で行われ、8人が参加した(写真)。
この日は、「福祉職としての『しごと』を楽しむ」をテーマに、障がい者しごと支援センター木の実の総合施設長・三善史博氏が講師を務めた。研修ではまず、三善氏の経歴が紹介され、社会人になって間もないころ、どのような気持ちで働いていたのか、転職し仕事に対する気持ちがどのように変化していったのかなどが説明された。このなかで三善氏は、「とにかく勉強する。知識を増やすと、物事を理論だてて考えることができる。知識と経験が身につくと自信がつき、成功体験も増える。仕事が楽しくなる」と述べ、実体験を基にした講義内容に参加者は熱心に聞き入っていた。また、「RoleとValue」についても説明があり、「自分自身のRole(役割)とValue(価値)を理解してほしい。自分のすべきこと、自分が果たすべきこと、自分には何ができるのか(価値)をしっかりと自分自身が理解し、強みとしてほしい」と述べた。最後に「この仕事は、絶対に心の奥底から訪れる感動体験がある。皆さんが考えている以上に世界は広い。世界を広げてください。その広がった世界が利用者支援の向上に必ず役立ちます」とエールが贈られた。なお、次回は来年1月18日に開催予定。