法人NEWS

2021年10月27日 会議

第3回「リスクマネジメント・コンプライアンス推進委員会」/事故の再発防止などについて協議

第3回「リスクマネジメント・コンプライアンス推進委員会」が10月18日、戸畑区の「育成会会館」で行われ、松﨑裕二理事(委員長)のほか委員7人が参加した(写真)。
この日はまず、松﨑委員長から法人内の新型コロナウイルスの状況について報告が行われた。また、政府が企業の不正を内部通報した人の保護強化策として、内部通報者に「嫌がらせ」などの精神的な不利益を与えた場合、役員らを懲戒処分の対象とする方針を固めたことや、内部通報者の保護強化策を盛り込んだ改正公益通報者保護法が来年6月1日に施行されることなどが説明され、おおまかな概要についても情報共有した。
その後、協議事項に移り、この8、9月の法人全体の事故について確認が行われた。このなかで交通事故については、再発防止としてメンバーから「現場でJAFの危険予知研修(動画)を活用する」「側面からの接触事故に備え、公用車に360度カメラの搭載を検討する」などの意見が出された。また、現場事故については、「障害特性を理解した本人への伝え方や職員間の引継ぎ、対応の共有とともに、本人を理解するためのアセスメントも重要。服薬状況や食事、健康状態など多面的なことに考慮し支援していく」ことなどを申し合わせた。続けて、第4次中期経営計画の第二四半期の取り組みとして、内部通報制度の職員向けポスターの掲示や内部管理体制(「権利擁護」と「コンプライアンス」)に係る諸規程の職員への周知、各施設・事業所の災害時避難計画(防災マニュアル)の更新などを行ったことが確認された。ほかに避難確保計画や感染症のBCPの更新、ヒヤリハットについても確認が行われた。なお、次回は12月20日に開催予定。