法人NEWS

2021年09月17日 会議

「第3回「強度行動障害支援者会議」/インクルきくの事例についてケース検討」

第3回「強度行動障害支援者会議」が9月1日、戸畑区の「育成会会館」で開催され、小松啓子理事長(委員長)、村上明美事業所長(副委員長/本城リサイクル工房)、奥村安徳事業所長(副委員長/インクル曽根)をはじめ委員ら9人と、外部ファシリテーターの伊東良輔氏(一般社団法人ぱるむ代表理事、日本社会福祉士会理事)が参加した(写真)。
この日はまず、前回会議でケース検討を行った八幡西障害者地域活動センターの新崎龍也副事業所長から経過について報告があった。その後、インクル曽根の奥村安徳事業所長が、この9月まで兼務していたインクルきくの事例について発表しケース検討が行われた。資料を基にまず利用者の基本情報を共有した後、その利用者の行動の詳細を動画で確認した。参加者からは、「医療とのかかわりはどうなっているか」、「家族の疲弊度はどうか」、「本人の働く意欲はどうなのか」など具体的な意見が出された。伊東氏からは、本人が経験していく中で集団と個別を学習していく必要があることなどのアドバイスがあった。なお、発表を行った奥村事業所長は委員から出された意見をインクルきくに伝え、検討・実践した上で、次回の会議で経過を報告することとなっている。次回は10月13日に開催予定。