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2020年12月16日 その他

第10回理事会を開催/(新)浅野工芸舎・八幡東工芸舎の移転用地購入に関する議案を審議

「第14次第10回理事会」が12月10日、戸畑区の「育成会会館」で開催され、前回同様、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点からWeb会議での参加を可能とし、1名の理事と1名の監事がWeb会議で参加した(写真)。

この日は、浅野工芸舎と八幡東工芸舎の移転用地の購入に関する4議案を審議。議案内容は土地の購入と資金借入、補正予算、定款変更、評議員会の開催で、いずれも全会一致で承認された。両施設は現在、北九州市の指定管理施設として運営されているが、すでに北九州市との間で民間譲渡を受けることが了承されている。また、移転計画については両施設の家族会で説明を行い、概ね了解を得ており、今回、理事会で正式に用地確保が承認された。移転先は小倉北区下到津の旧東芝工場跡地で、敷地全体はA(医療・福祉ゾーン)、B(教育・実習ゾーン)、C(就業・生活ゾーン)に区画されており、育成会はC区画の一部を購入する。育成会が確保する土地の西側隣地には、北九州市教育委員会が小倉北特別支援学校と北九州中央高等学園の2校の移転・併置を計画しており、11月7日に新聞報道された。北側隣地(A医療・福祉ゾーン)には小倉第一病院が移転予定で、同病院から移転計画が発表されている。このように同地は医療・教育・福祉が融合する新しい街として開発されていく計画であり、育成会にとっても非常に重要な拠点になることは間違いないとしており、今後は建物や事業等の具体的な検討に入る予定。