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NEW2024年06月11日 本部 北九州障害者しごとサポートセンター

今年度第1弾の企業向けセミナーを開催

北九州障害者しごとサポートセンターによる令和6年度企業向けセミナーの第1弾として、「専門家・先輩企業から学ぶ障害者雇用促進セミナー 雇用の促進と職場定着の実現に向けて」が6月5日、西日本総合展示場(小倉北区)で開催され、企業及び関係者51名が会場とオンラインで参加した。

同センターでは、北九州市から「北九州市障害者雇用アドバイザー派遣事業」を受託、障害者雇用を検討している、または実際に障害者雇用を始めて間もない企業にアドバイザーを派遣している。今回は障害者雇用に関する法制度や障害者の雇用事例を通して、雇用と職場定着への理解を深めてもらうことを目的に企業向けセミナーを開催。

この日は、講師として小倉公共職業安定所の田村あかね氏、ATUホールディングス株式会社の岩﨑龍太郎氏を招き、講演が行われた。このなかで田村氏は、障害者雇用の現況、雇用率や算定方法、除外率の変更など障害者雇用促進法の改正について、また事業主が利用できる支援策について説明を行い、「ハローワークには企業を応援する相談窓口があります」と述べた。岩﨑氏は、障害や働きにくさを抱えた社員一人ひとりが警備の仕事に責任を持ち、活き活きと働いている様子を動画で紹介し、「それぞれの見方、考え方の違いを理解するために対話を通した目合わせが重要であり、その中で新たな気付きや違いを埋めるための構造化が生まれ、そのことが価値となる」と述べた。また、社員みんなで支え合い、自己責任による区別、差別を生まない仕組み作りが大切として自社の取り組みを説明した。その後の質疑応答では、上手な求人票の出し方や職場定着の仕組みについて質問が出され、講師は「求人票はより具体的に記載されていると求職者がイメージを持ちやすい」、「職場定着は会話を大切にしながら個別具体的に対応している」と説明。採用時や採用後の職場定着においても共通理解が重要であることが再認識された。

参加企業からは「雇用の基本部分(制度)や実務部分ともに学ぶことが多く、参加できたことに感謝しています」「『企業が選ぶ』ではなく『障害者に選ばれる会社』になるために考えていきたい」など前向きな感想が多く寄せられた。なお、次回の第2弾は9月に開催予定。