事業所NEWS

2023年09月06日 本部 北九州障害者しごとサポートセンター

北九州障害者しごとサポートセンター/障害者職業能力開発セミナーを開催

北九州障害者しごとサポートセンターによる令和5年度就労系福祉サービス事業所障害者職業能力開発セミナーが8月16日、ウェルとばたで開催され、市内の就労系福祉サービスの利用者と支援者33人が会場とオンラインから参加した(写真)。

 

 

 

 

同センターでは、北九州市から「障害者就労プロモーター事業」を受託し、障害のある方の福祉から就労への流れを形成するとともに、障害者一人ひとりの態様に応じた就労支援の実施を目的に説明会やセミナー、企業見学会等を行い、特別支援学校や市内の就労系福祉サービス事業所との連携を深めている。

この日は、福岡障害者職業センター 北九州支所 障害者職業カウンセラー 藤田愛理氏を講師に招き、「就職に向けた準備について」をテーマに、障害者職業センター及びジョブコーチの支援内容、働く前に考えておきたいことについて、個人ワークを交えながら説明が行われた。このなかで藤田氏は働く前に考えておきたいこととして、「①仕事の力だけでなく、健康管理や生活習慣が整っているかも意識しておく ②ストレスや疲労を感じる場面、不調のサインを整理し、その対処方法を知っておく ③長く続けることを念頭に置き、仕事を選ぶ ④相談できる人を複数つくっておく」ことが大切であると説明があり、これからの就職活動に向けて、ゆっくりとでも確実に取り組むことが就職につながっていくと述べた。参加者からは「個人ワークを通して自己理解を深めることができて良かった」「就職をするためには自分に合った働き方を知り、得手不得手を理解することが大切だと感じた」「職業生活の土台となる、日常生活の力と健康管理の力を盤石にすることの重要性を理解することができた」など多くの感想が寄せられた。