事業所NEWS

2021年10月18日 本部 北九州障害者しごとサポートセンター

夢を叶える為に

特別支援学校を卒業後、就職して6年が経過します。

「職場で店長、副店長、主任をはじめ、現場の従業員の皆さんに支えてもらってきたことで、今の自分がある」と話してくれます。

働く年数が長くなるにつれ、1つ2つと出来ることを増やしたい、コミュニケーションを円滑に行っていきたいという思いを持たれるようになりました。悩んだことも多くあったけれど、その中で学んだことや出来るようになったことも多くあります。

従業員の異動もある職場なので、別れや出会いを繰り返しながら不安や悲しみ、嬉しさ、社会人として経験してきたことは多くあります。

店内に出れば、従業員としてお客様へ「いらっしゃいませ」の挨拶や尋ねられれば、自身が担当している地場野菜の説明を購入して頂けるように、おいしさや商品の良さを宣伝しています。買い物かごに入れて頂けると、本当に嬉しそうな表情で「ありがとうございます。」と言われていました。

頑張って働き続けていることで、やりたいことも出てきました。今は『自立したい』という気持ちが強くなってきて、単身生活ができる準備を一緒に検討しています。希望を叶えられる日が一歩一歩と近づいています。