事業所NEWS

2020年07月17日 小倉北区 日明リサイクル工房

秘密道具

 ペットボトルの選別作業を行っているKさん。シュートにペットボトルを投入するために、ある物を使っています。

 

 Kさんの両手を見て下さい。何か持っていることが分かります。これは、小さな力で大きな作業量が期待できるように、強度があるペットボトルを活用しています。

 ペットボトルを平たくし、流れてきたペットボトルをシュート前で堰きとめ、一定量のペットボトルが溜まった瞬間、両手で救い上げるようにしてシュートに入れています。

 手だけで救って入れていると、横から零れ落ちたり、まとまった本数をシュートに入れられません。そこで考えたのは、身近にあるもので作業がしやすい道具を作ろうという発想でした。

 この道具を使うことで、1回に1015本、多い時は20本程のペットボトルをシュートに入れることができます。

 道具は身近な物を利用しよう、そういう発想が、作業の環境を変える一つのきっかけになるかもしれません。(高祖)