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2023年10月11日 戸畑区 グループホーム支援センター中部

九州地区育成会大会に参加しました

10月8日、第62回九州地区手をつなぐ育成会、福岡市大会にグループホーム支援センター中部よりAさんが出場されました。
今回は参加したのは本人発表コースで、午前の部では交流会に参加、午後の部で本人発表を行いました。

 

午前の部での交流会では、グループに分かれてサイコロトークを行いました。九州の各県から集まった障害のある方々、福祉を学ぶボランティアの学生と一緒に、テーマに沿ってトークをしました。はじめは緊張からか、口数も少なく緊張していたAさん。話が盛り上がると少しずつ緊張もほぐれ、最後には大盛り上がりで交流会を終えることができました。

 

そして、午後からは、ついに本人発表の時間。顔合わせをして本番に臨みました。
緊張感のある雰囲気の中、「コロナ禍で感じたこと、工夫したこと、これからやりたいこと」をテーマに発表しました。Aさんがコロナ禍で大変だったこと、取り組んだ感染対策について、そしてこれから挑戦したいことを、自分の言葉でしっかりと発表することができました。質疑応答の時間では、Aさんの発表についていくつかの質問が寄せられました。その場で考え、臨機応変に答えることができました。

 

今回の大会で、交流や発表を通して多くの経験や学びを得ることができました。大会終了後は達成感で笑顔がみられたAさん。「また挑戦したいです」と、意欲的な様子でした。同行した支援員としても、今回の大会に参加して、貴重な経験をすることができました。障害があっても、「働きたい、だから必要な時は支援をお願いしたい」「私たちも幸せな生活をしたい」との決議表明には、支援員として身が引き締まる思いで拝聴させていただきました。これから、旅行をしたり社会見学をしたり、障害者と沢山交流をしたいと語られたAさん。今後もAさんらしく頑張っていけるよう、支援を行っていきたいと思います。(土田)