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NEW 2026年06月17日 その他

当事者活動委員会「世界に広げよう青空会」/人権啓発活動でメンバーが大学の講義で発表

当事者活動委員会「世界に広げよう青空会」の人権啓発活動の一環として、西南女学院大学(小倉北区)の福祉入門の授業で6月11日、青空会メンバーの濱﨑忠義さん(グループホーム支援センター東部)がこれまでの生活や将来の夢などを発表した。これには、福祉学科1年生の約70人が出席した。

この日、濱﨑さんは「私の歩んできた道と将来の夢」と題し、パワーポイントを使い自身のこれまでの生活や目標について発表。高校卒業後に就職し法人育成会の旧きく通勤寮で寮生活もスタートさせたことや、いくつかの仕事を経験し現在の職場には16年務めていることなどを話した。現在は中高一貫の学校内のカフェテリア(就労継続支援A型事業所)で厨房に勤務しており、仕事の様子なども写真を交え紹介した。また、自身の成長と一人暮らしの目標のために平成14年からグループホームに入居しており、ホームでの生活も紹介。ホームでは旧きく通勤寮で学んだことが活かされ、生活に不安はなかったと言う。そんな中、仲間のひとりが一人暮らしを目指しサテライトホーム(※)に移行することを聞き、「自分で料理をしたい」「自分の家に友達を呼びたい」など自分の力で生活したい気持ちが強くなり、23年間のホーム生活から大きな一歩を踏み出し、昨年11月よりサテライトホームでの生活をはじめたとし、現在の生活について話した。ほかにもグループホームが参加する町内活動で体育委員を務め、地域活動に参加し楽しみのひとつになっていることや、青空会に参加し当事者活動を頑張っていることなども紹介した。最後に、「目標の『一人暮らし』を実現して親や高校の先生に自分が自立したところを見せたい」、「仕事を頑張り目標をかなえられるようチャレンジしていきたいです」と将来の夢について力強く語った。

なお、濱﨑さんの発表前後には、奥村安德事業所長(「世界に広げよう青空会」推進委員会委員長/インクル八千代、ショートステイやちよ)が法人育成会のことや障害、障害者差別解消条例などについて説明を行った。

(写真上は、これまでの生活や将来の夢などを発表する濱﨑さん、下は障害者差別解消条例などについて説明を行う奥村事業所長)

※サテライト型グループホームは、本体となるグループホーム(共同生活援助事業所)の支援を受けながらアパートやマンションなどで自立した一人暮らしに近い生活を送るための住宅形態で、利用期限は原則3年。将来、地域で一人暮らしを目指す障害者が、段階的に自立のスキルを身につけ、安心して次のステップに進めるよう支援するものである。