法人NEWS

NEW 2025年06月18日 研修

「睡眠の重要性」をテーマに管理職研修を実施

今年度の管理職研修が6月11日、戸畑区の「育成会会館」で行われ、内部理事、部長、施設長・事業所長、課長、副施設長・副事業所長ら37人が参加した(写真)。

この日は、「睡眠の重要性」をテーマに、「いくせいかい診療所」の非常勤医師でもある白川嘉継氏(福岡・みずまき 母と子の心療所 院長)が講師を務めた。研修では、記憶の定着や学習能力・判断力の向上、免疫システムの強化、身体の回復等のために人は眠ることなどが説明されたほか、睡眠ステージの「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」などにも詳しく触れ、睡眠の重要性について述べた。このなかで睡眠が不十分だと免疫機能、記憶力の低下、糖尿病、肥満の増加に繋がり、うつ病になりやすいことや、睡眠障害により「感情のコントロールができない」「肥満」「免疫力の低下」「学力、記憶力の低下」「アレルギー疾患の増悪」などの症状、疾患が生じるとした。また、事例も踏まえ、乳幼児の発達と睡眠の関係などについても説明した。労働と健康は相互に影響しあう関係であり、健康に直結する睡眠がテーマだけに参加者は真剣に聞き入っていた。