法人独自の取り組み

2018年11月26日 農福連携事業

農福連携#74 また取材!? 買物難民対策に貢献している取り組みに・・・!

西活の下畑圃場の野菜が多く収穫できるようになってきました。そんな折、西活の隣の地域である「楠北自治区」で行われている、朝市に出店しないかと声が掛かりました。楠北自治区はもともと中型のスーパーがあって、地域住民の生活を支える拠点として機能していました。しかし、昨今、大型スーパーの出店を筆頭に世の中の流通の仕組みが変化していく中で閉店を余儀なくされたのだといいます。結果として、その地域の高齢者の方が取り残されてしまうことになりました。日々の買物ができなくなった住民たちは、自治会で近隣の農家さんや魚屋さん、肉屋さんに声を掛けて、地区全体で買物支援をしていこうという取り組みに発展したのだそうです。西活でも、下畑で育てた野菜を出品する事で、買物支援に一役買うことになりました。これで、利用者も地域を支える一人となりそうです。畑が拡大し、いろいろな野菜を育てる環境が整うことで、種類豊富に出品できるようになると、地域の方からますます喜んでいただけるのではないか、と考えています。(富永)