法人独自の取り組み

2023年08月09日 実践研究

実践研究/今年度の各施設・事業所等のテーマなど集約、46件の応募

 今年度の各施設・事業所等の実践研究のテーマなどが集約され、8月1日の経営会議に報告された。
 法人育成会では、各施設・事業所等の職員が利用者に向き合って積み重ねてきた実践を客観視してレポートとすることで、リサーチ力をつけていくことを目的に平成28年度から実践研究に取り組み、昨年度からは“ケース検討力をつけていくこと”も目的としている。また、報告書ではそれぞれの一年間の支援実践がまとめられ、職員も自分たちが行っている支援の実践を言葉にして見える化することで、新たな課題に気づき、新たな学びにつながってきた。
 今年度の実践研究については、これまでコロナ禍もあり個人での取り組みとしていたが、5月8日よりコロナが第5類になったことなどから当初の取り組みに戻し、各施設・事業所の実施事業ごとに、その事業を担当する職員で3~5人のグループを構成して日々の支援現場での課題で実践していることをレポートにまとめる。対象は管理職、事務員、栄養士、看護師、今年度採用の新規学卒者などを除く正規職員(支援員)。その実践研究のテーマなどがまとまり、今年度は各施設・事業所等から46件の応募があった。職員が支援の実践を言葉にして報告書として共有することで、職員同士が切磋琢磨し法人内に自己研鑽する風土ができることが期待される。