法人独自の取り組み

2018年11月20日 農福連携事業

農福連携#73 見事な出来栄え!! 自然栽培の「額縁排水」

 

自然栽培もち米を育てた上香月の圃場では、二毛作に向けた準備が始まりました。植え付けをするのは、「スナップえんどう」。11月中に定植を終え、春先の収穫を見込んでいます。これで、通年で栽培に成功すると、切れ目なく仕事ができ、利用者の工賃向上につながるのでは、と強く期待しています。畝立てをすると同時に、自然栽培の手法の一つである畑を乾かす「額縁排水(がくぶちはいすい)」を作ることになりました。写真の彼が作る額縁排水は、まるで機械で使ったかのような仕上がり。この額縁排水については、ここ10年、右に出る方は出てこないのでは、というくらい美しいフォルムなのです。綺麗に水が流れて、早く畑が乾き、さらに側面から取り込んだ酸素に微生物たちが喜ぶ。無施肥の畑にどうやって養分を発生させるのか。毎日、畑と向き合って仕事をするようになりました。(富永)