法人独自の取り組み

2020年12月22日 農福連携事業

#農福連携 #115 「目に見える成果、生産性を求めることが困難な人たちに課せてきた。」

写真の通り、目に見えて、作物の変化がわかる。少量多品目を積み重ねてきた経過もよくわかる。農福は農産物を生産するということもあり、どんな野菜がどんな場所で育てられ、どれだけ収穫できどう販売したかという成果を問われる。

至極、当然である。

一方、個別支援計画を策定にあたり、計画をたてるも、例えば、半年後、一年後到達できてなくても目くじら立てられることはまずない。一部の方を除けば、生産性を問えない人を対象として、高工賃、成果を求めているのだから、冷静に考えると、すごい挑戦ともいえる。

よくやって来れたなと立ち止まって振り返るとそんな気持ちになるも、まだまだ求められている目標値まで先が遠い。

加えて短期間で達成を求められている。至難な領域ともいえることを彼らに強いてきたとしたら、とても心が痛む。

ただ、だれも嫌がらないのが不思議なところがある。いまだにその謎の正解はわからない。ただ、親和性が高いかもしれないといまのところ、最適解はでている。

年明けには、写真の通り、ビニールマルチのなかで育っている玉ねぎを観察しながら、外すタイミングを見計る。

確実に技術面で進歩をみせてきた、農福連携。増産という、時間当たりの生産性をどうあげていくのか、機械化をさけて、人力でどこまで持続できるのか悩ましい問題が続く。

(写真は、ご本人様の同意を得て、撮影、掲載したものです。)

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