法人独自の取り組み

2020年12月08日 農福連携事業

#農福連携 #113 「小倉駅前で開催のファーマーズマルシェに出店」

12/6(日)小倉駅前のJAM広場で開催されたファーマーズマルシェに出店した。当日は、3000人近くの方、来場されたようだ。

活動センターの野菜は、かぶ、ズッキーニ、唐辛子、ピーマン、人参、生姜、菊芋、鬼柚子、ポトフセット(間引きした人参・かぶ、)もち米、芋づるで作ったクリスマスリーフの材料セット、自然栽培もち米の稲藁で、しめ縄やインテリア用につくったキット、そしてスナップえんどうの苗と13品目のアイテムをそろえた。

これは、今まで参加した販売会では最多の品数で、活動センターの利用者の農業スキルが徐々にではあるが、向上している証左であると考えている。

マルシェの開催月が、11月か12月にあるのは、毎年恒例であることから、逆算すると、真夏の8月には、準備を始めないといけない。つまり炎天下の中で作業が始まるのである。そして、4~5ヵ月かけてやっと店舗に並んでいるのである。

生産者はこの意味をよく分かっている。消費者はそこまで理解している人は少ないのではないだろうか。この「生産者」に利用者がなっていることは、所内ではまさに偉業というべきもので、社会からもっと必要とされている存在になることに成功した、彼らの作る野菜が、北九州の地域で流通していることに感動を覚える。

利用者本人が社会参画することももちろん大切なことであるが、彼らが育てた野菜が社会に流通することも大きな意味で社会参画にあたるのではないかと思う。次回は、令和3年3月。場所は、「キャナルシティー」となっている。

また、彼らのつくる野菜が社会にお披露目できる機会がある大変嬉しいことだ。

(写真は、ご本人様の同意を得て、撮影、掲載したものです。)

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