法人NEWS

NEW 2025年12月10日 研修

写真研修/専門家に実践で写真の撮り方など学び、スキルアップ目指す

今年度の「写真研修」が12月5日、戸畑区の「育成会会館」で開催された。対象はこれまで同研修に参加しておらず、業務で写真を撮ることがある職員で、6人が参加した(写真)。

この日は、「写真の撮り方について」をテーマに前年度に引き続き、フォトグラファーの藤脇正真氏(元朝日新聞社カメラマン、全日本写真連盟 総本部委員、法人育成会主催「ひまわりアート展」写真の部選考員)が講師を務めた。研修ではまず、レンズの装着や「絞り」優先の「Aモード」、シャッタースピード優先の「Sモード」等の撮影モード、連写などカメラの設定、基礎知識などの説明が行われ、参加者は持参したカメラで実際に設定しながら内容を確認した。また、「Aモード」でF値を高くした場合、低くした場合に背景がどれだけぼけるか、その場で講師が撮影し撮った写真を見せながら解説なども行われた。さらに、参加者自身がシャッタースピードを変えて歩いている人や動いているものを撮影し「Sモード」機能について学んだり、並んで座っている人を横から撮ることで手前と奥の人物が同じ大きさになる撮り方や、逆光での露出調整なども撮影し体験したり、実践を通しより理解を深めた。ほかにも構図について目線の高さではなく、地面にカメラを置き低い位置から、逆に高い位置から撮影することで画角が変わることや、低い位置から撮ることで下を向いている被写体の表情を写すことができることなども撮影を通し学び、講師からはいい写真を撮るには自身の目線の高さで撮影しないことなどのアドバスが行われた。研修後には参加者から「今回、研修を受けたことで、今後のホームページなどでの写真撮影の際に活かせるカメラ機能を知ることができた」などの感想が聞かれ、今後の広報活動に活かすことができる有意義な研修となった。