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NEW 2025年12月10日 研修
第5回「介護職員初任者研修」/高齢者における「老化の理解」「認知症の理解」について学ぶ


第5回「介護職員初任者研修」が12月6日、小倉南区の「育成会東部会館」で開催され、受講生9人が参加した(写真)。
この日は、「いくせいかい診療所」の秋野由紀院長が講師を務め、高齢者における「老化の理解」「認知症の理解」について講義を行った。前半の「老化の理解」では、老年期の発達と老化に伴う心身の変化の特徴やその日常生活への影響、さらには高齢者の症状と疾患の特徴のほか、日常生活での留意点について自身の体験も踏まえ具体例を示しながら分かりやすく説明した。また、後半の「認知症の理解」では、認知症を取り巻く環境や認知症の基礎と健康管理、認知症の心身の変化と日常生活、家族への支援について説明。認知症とは何か、脳の仕組みや症例の定義など医学的な視点から詳しく解説が行われた。受講生からは積極的に質問が挙げられ、とくに認知症の方への対応ではこれまでの自身の経験と重ね合わせ内容に聞き入る受講生もおり、関心の高さがうかがわれる講義となった。
なお、同研修は来年2月28日までのおおむね毎週土曜に講義、実技演習を内容とし全15回実施される。
