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NEW 2025年12月03日 その他

「北九州市障害者芸術祭」で法人育成会の利用者ふたりが入賞、「ふれあいフェスタ」で表彰式

今年度の第18回「北九州市障害者芸術祭」で、法人育成会の利用者・大塚雄樹さん(洞海工芸舎)と友近邦宏さん(インクルとばた 昭和事業所)が絵画で「北九州市障害者芸術祭実行委員長賞」を受賞した。

11月30日には、ウェルとばた(戸畑区)で開催された「ふれあいフェスタ2025×第18回北九州市障害者芸術祭」のなかで同芸術祭の表彰式が行われ、ふたりはステージで堂々と賞状を受け取った。また、表彰後には武内和久・北九州市長らと受賞者との記念撮影も行われ、賞状を手に誇らしげなふたりの姿があった。

今年度の同芸術祭のテーマは「私は芸術家!」。自由な発想でそれぞれのアートを楽しみながら描いた作品(絵画、写真、書道、手工芸など)が募集され、今年度は247点の応募があった。その中から「北九州市長賞」1点、「(公財)北九州市身体障害者福祉協会 理事長賞」5点、「北九州市障害者芸術祭 実行委員長賞」6点が選ばれた。今回、見事、実行委員長賞に輝いた大塚さんの作品名は「中島千波流枝垂れ桜」。個人で出展した大塚さんは作品エピソードとして、「学園大通りに咲いた枝垂れ桜は、中島千波さんみたいにして描きました。花びらが吹雪のように『チラチラ』と、舞い上がりました」と記載している。同じく実行委員長賞を受賞した友近さんの作品名は「カラフルインコ」。作品についてインクルとばた 昭和事業所は、「細やかで力強い線画、色鮮やかな色彩、そこから生み出される自由な世界。友近さんの豊かな芸術性を感じさせる作品となりました」と説明。同芸術祭の作品展は、12月2日から同7日まで「黒崎市民ギャラリー」(八幡西区黒崎3-15-3 コムシティ3階)で開催される。

(写真左が「中島千波流枝垂れ桜」大塚雄樹さん受賞作品、右が「カラフルインコ」友近邦宏さん受賞作品)