法人NEWS

NEW 2025年11月25日 会議

苦情解決委員会/苦情相談案件などで意見交換、改めて“声なき声”に対応 申し合わせる

第4回「苦情解決委員会」が11月19日、戸畑区の「育成会会館」で開催され、小松啓子理事長(委員長)、第三者委員の今村浩司委員、木村由美子委員、松尾定俊委員、法人委員の阿髙和憲理事、鈴木克之理事、山海正利理事ら10人が参加した(写真)。

この日は、5月から10月の苦情相談案件について、5月から8月は案件がなく、9、10月に3件の苦情相談が寄せられており、その対応経過を報告、意見交換が行われた。このなかで委員からは、「利用者が自分の思いを書いて苦情相談箱に投書することが大事で、投書しやすい雰囲気をどう作るかだと思う」「よく『何かあれば言ってください』と言うが、利用者にとっては何を言えばいいのかわからず、難しいことなのだと改めて思った」「苦情用紙に書いて、またしっかり書くことが難しくても投書し口頭で自分の思いを伝えることができる利用者がいる一方で、どちらも難しく自分の思いを伝えることができない利用者もいると思った」などの意見や感想が述べられた。また、改めて法人育成会が苦情解決制度をスタートさせた平成13年9月当初の、同委員会(当時は第三者機関として設置)での「利用者の“声なき声”に耳を傾けながら、苦情の解決に当たる」との思いを申し合わせた。最後に今後の活動として、事業所の利用者との懇談会を実施予定であることを確認した。なお、同委員会は2ヶ月に1回開催され、次回は来年1月21日に開催予定。