法人NEWS

NEW 2025年08月05日 会議

グループホーム支援センター東部/「地域連携推進会議」を開催、地域との連携を推進

グループホーム支援センター東部の「地域連携推進会議」が8月2日、「育成会東部会館」(小倉南区)で開催された。これには利用者、家族、地域の関係者などの「地域連携推進員」5人が、同事業所からは松本祥宏事業所長はじめ3人の職員、法人本部からは原明世部長(サービス事業部)が参加した(写真)。

グループホーム(共同生活援助)においては、令和6年4月の障害福祉サービス等報酬改定により、定期的な同推進会議の開催が義務付けられており(令和6年度は努力義務、令和7年度以降は義務)、施設等内での会議を年1回以上、施設等への訪問を年1回以上実施することなどとなっている。目的は、施設等と地域が連携することにより、「利用者と地域との関係づくり」「 地域の人への施設等や利用者に関する理解の促進」「施設等やサービスの透明性・質の確保」などを達成すること。

この日はまず同事業所の取り組みが紹介され、各委員との意見交換や情報共有が行われた。このなかで地域連携推進員の地域の関係者からは、「地域の中でグループホームにおいてのトラブル等はなく、地域行事にも参加してもらっている。これからも円滑な関係を続けていきたい」などの意見が出された。併せて、今後の地域の行事予定の報告も行われた。また、家族からは、「利用年齢は40代から50代が多いとあったが、親が本人を在宅で見ることができなくなり、利用につながるケースが多いのか」「苦情解決の取り組みがあるが、利用者が相談できる窓口はよいことだと思う」などの質問や感想が出された。利用者からは、「通勤寮の時は4人一部屋だったけど、グループホームに入居して個室で過ごせているのはとてもよい」「グループホームでは自由に出かけたりすることについて、通勤寮のときほど手続きがないため自分で決めやすい」などの声が聞かれた。最後に、ホームの見学日程を調整し会議を終了した。