法人NEWS
NEW 2025年07月09日 会議
グループホーム支援センター西部/「地域連携推進会議」を開催しホームも見学


グループホーム支援センター西部の「地域連携推進会議」が7月3日、「育成会西部会館」(八幡西区)で開催された。これには利用者、家族、地域の関係者などの「地域連携推進員」4人が、同事業所からは平山喜知子事業所長はじめ5人の職員、法人本部からは原明世部長(サービス事業部)が参加した(写真左)。
グループホーム(共同生活援助)においては、令和6年4月の障害福祉サービス等報酬改定により、定期的な同推進会議の開催が義務付けられており(令和6年度は努力義務、令和7年度以降は義務)、施設等内での会議を年1回以上、施設等への訪問を年1回以上実施することなどとなっている。この日、会議の中で地域連携推進員の地域の関係者から住民の高齢化やコロナ禍以降の行事の減少など地域の近況について情報提供が行われたほか、家族からは「具体的な地域との関わりとしてはどのようなことがあるのか」など質問が挙げられた。また、利用者からは「地域の方へ挨拶をすると返してくれる」「現在、参加している地域清掃のほかにも参加してみたい」などの意見が聞かれ、最後にホームの見学日程を調整し会議を終了した。
ホームの見学は同5日に同事業所が管轄する「楠橋ホーム」「香月ホーム」「竹末ホーム」の3ヶ所で実施され(写真右)、地域連携推進員からは入居する利用者の休日の過ごし方や支援状況などについて質問が出された。職員からは利用者個人やその利用者の状況等に応じてスタッフを配置するなど支援を行っていること、さらには各ホームの間取りの違いや利用料の設定状況なども説明され、地域連携推進員は興味深く聞いていた。
同事業所では、今回の同推進会議、ホーム見学で地域連携推進員から出された貴重な意見や感想などを職員間でしっかり共有し、質の高い支援を提供できるよう地域ともさらなる連携を深めていくとしている。