法人NEWS

2023年11月15日 会議

第6回「強度行動障害支援者会議」/アセスメントシート改善で協議

第6回「強度行動障害支援者会議」が11月9日、戸畑区の「育成会会館」で開催され、小松啓子理事長、阿髙和憲理事(オブザーバー)、奥村安德課長(委員長/本部 事業企画・推進課)、村山智子事業所長(副委員長/インクルきく)はじめメンバー17人が参加した(写真)。

この日は冒頭、奥村課長が「前回、運用から1年が経った障害特性配慮アセスメントシートについて振り返りを行い、シートの改善の議論が必要であることを申し合わせた。今回、具体的にどのような内容にすれば運用しやすいのか、グループに分かれて協議を行う。また、今回より提出してもらっている支援手順書兼記録用紙と『ほのぼの』の記録について情報共有として、利用者の状況を通所事業所、居住事業所それぞれ1箇所から報告してもらいたいと思う」と挨拶した。その後、支援手順書兼記録用紙と『ほのぼの』の記録についてインクルきく、グループホーム支援センター東部から報告が行われ、アセスメントシート改善の協議に移った。協議は3グループに分かれて行われ、各グループからは「現状は記載する職員により内容が異なるため、認定区分調査で使用される関連項目に基づいたアセスメントとすると視点が統一されるのではないか」「強度行動障害支援者研修で使用した教科書をベースにアセスメントシートを始めてはどうか」「各職員から会議、ミーティング等で情報収集を行った後、アセスメントシートを作成してはどうか。また、チェック項目を増やし分かりやすい内容としてはどうか」などの意見が出された。最後にそれらを受け、奥村課長から「次回は、今回意見が出された行動関連項目に基づいたアセスメントシートと、強度行動障害支援者研修で使用されている教科書に基づいたアセスメントシートについて意見交換を行う。事前に現場の職員と協議し意見を集約し会議に参加してほしいと思う」と伝えられた。なお、次回は12月14日に開催予定。