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2023年04月20日 その他

インクル小倉北/この4月に開所、本格的に事業がスタートし利用者もいきいきと活動

 この4月1日に開所したインクル小倉北が本格的に動き出している。同事業所では生活介護事業、就労継続支援B型事業を実施しており、生活介護事業の利用者は24名。同事業のコンセプトは「健康」で、施設2階にはリハビリ室が設けられ、SD(Spine Dynamics療法)機器が導入されている。ウォーターベッドはマッサージ効果が期待でき、シンクロウェイヴは下肢からの刺激により三次元的な脊柱の動きを誘発し、体幹・四肢の筋緊張を連鎖的に正常化する。ほかにもニューステップは全身の有酸素運動と無酸素運動が効果的に行え、レッグエクステンションは大腿四頭筋(太ももの筋肉)、ヒップアダクションは内転筋(内ももの筋肉)、ローイングは主に背筋に効果が期待できるマシンで、それらのマシンを使った運動療法を行っている。目的はトレーニングを行いながら本来の身体機能を取り戻すことで、利用者が行ったトレーニングの記録はデータ管理され、今後の運動療法に役立てていくこととしている。また、リハビリ室の隣には、デジリハ(デジタル・インタラクティブ・リハビリテーション・システム)を設置。デジリハの強みは楽しみながら身体全体を動かすことができることで、身体機能の向上やリフレッシュに繋げている。さらに「働く生活介護」を意識した作業活動にも取り組んでおり、現在、主に園芸用品の作製を進めている。
 一方、就労継続支援B型事業では57名の利用者が活動を行っている。同事業では「働く」をコンセプトに掲げ、工賃向上に向けた取り組みを推進するとともに、SST(ソーシャルスキルトレーニング)や職場実習などをプログラム化し一般企業への就職支援を強化。併せて、国のプロジェクトである官公庁の資料をデジタル化する事業に、この7月から参加することとなっており、その準備を急ピッチで進めている。この事業は一般企業も行う専門性の高いものだが、利用者も遂行できるという実績を積んでいけば、就労の可能性を広げ、さらなる工賃向上に繋がる。難易度は高いが、利用者、職員一丸となって取り組んでいくこととしている。
開所から2週間。生活介護事業ではこれまでにないリハビリ機器やデジリハを使った活動に笑顔で楽しみながら参加する利用者の姿が、就労継続支援B型事業では新しい施設でいきいきと作業に取り組む利用者の姿が見られている。
(写真1段目はリハビリ機器、2段目はデジリハ(右)を使い、活動する生活介護事業の利用者、3、4段目は作業に取り組む就労継続支援B型事業の利用者)