法人NEWS

2022年11月09日 会議

当事者活動推進委員会/意思決定支援プロジェクト踏まえ、当事者活動委員会について協議

 第1回「当事者活動推進委員会」が11月2日、戸畑区の「育成会会館」で行われ、奥村安徳事業所長(委員長/インクル曽根)はじめ、メンバー4人が参加した(写真)。
 今年度の当事者活動委員会、当事者活動推進委員会は、上半期に設置された「意思決定支援プロジェクト」での議論を踏まえ、同プロジェクトメンバーでこの10月から再スタートしている。同プロジェクトは、今年度12年目を迎え、今後どのように活動していくのかという課題も見え始めてきた当事者活動委員会について、同委員会の在り方とはどういうものなのかを当事者自身が振り返り、今後どのような方向性で、どのようなことに取り組んでいきたいのかを話し合う場として発足。期間は今年度上半期で、メンバーは昨年度の当事者活動委員12人と、彼らをサポートする当事者活動推進委員7人としていた。
 この日はまず、同プロジェクトの報告書について確認が行われた。このなかで当事者活動委員会の今後の方向性として外部への発信では、①当事者委員の意見を反映させるような実践研究の取り組みの実施、②出前講座のような外部へ自分の意見を発表できるような機会の提供、③当事者活動委員会の取り組みをYoutubeやSNSを通じて発信、の3つに取り組むことを確認。また、ピアカウンセリング、障害理解の促進では、意見交換の機会を積極的に増やすことや、互いの職場・事業所を訪問し、障害理解の促進や第3者委員的な立場からの意見発表の機会を作ることとし、さらには当事者活動委員会の流れも見直すとした。その後、それらの方向性を確認した上で、今後の当事者活動委員会、当事者活動推進委員会の進め方やスケジュールなどを協議、同24日の当事者活動委員会では当事者委員で職場訪問についての意見交換や12月、1月の予定についての協議を行うとした。なお、次回は12月7日に開催予定。