法人NEWS

2022年10月05日 会議

第5回「クラルスプロジェクト」/各クラルスの事例についてケース検討など実施

 第5回「クラルスプロジェクト」が9月28日、戸畑区の「育成会会館」で開催され、小松啓子理事長(委員長)、岩倉聡理事(本部事務局長)のほか、メンバーら8人が参加した(写真)。
 この日は冒頭、岩倉理事が「上半期の会議は今回で終了となる。今後も同プロジェクトではケース検討を行い、支援方法の共有化や支援スキルの向上に繋がるよう取り組んでいきたいと思う」と挨拶した。その後、「インクル春ヶ丘」、「インクルとばた」それぞれのクラルスの事例についてケース検討が行われた。このなかでメンバーからは、「感情の動き等に関する意思の表出はあるのか」「ある程度の得手不得手が見えてきて、今後はどのようにアプローチしていくのか」などの質問が出され、活発な意見交換が行われた。最後に小松理事長から「事例を通し、しっかり研鑽を積んでほしい」と期待が寄せられた。
 法人育成会では石川県の就労移行支援事業所「LIAISON(リエゾン)」をモデルとし、平成30年10月にインクルとばたに就労移行支援事業所「CLARUS(クラルス)」を開設。その後、インクル春ヶ丘にもクラルスを開設した。今年度、はじめて設置された同プロジェクトでは、開設したときの原点に戻り、発達障害の方に対する支援をクラルスとしてどう取り組んでいくのか協議が行われている。なお、次回は10月26日に開催予定。