法人NEWS

2022年03月24日 研修

リスクマネジメント・コンプライアンス推進委員会/道路交通法施行規則の一部改正への対応など協議

第5回「リスクマネジメント・コンプライアンス推進委員会」が3月14日、戸畑区の「育成会会館」で行われ、松﨑裕二理事(委員長)のほか委員7人が参加した。うち3人がWebでの参加となった(写真)。
この日はまず、松﨑委員長から法人内の新型コロナウイルスの状況について報告が行われ、成人式以降、全国的に感染者が増加傾向にあり、育成会でもPCR検査者や濃厚接触者の報告が増えていることから継続した感染予防が必要とした。また、年末年始に経営会議メンバーで安否確認訓練を実施したことも報告され、今後は管理職でも実施し非常時に備えていくことが必要とした。
その後、協議事項に移り、道路交通法施行規則の一部を改正する内閣府令に対する対応について協議した。この4月1日から運転前後の運転者を目視等で確認し記録を1年間保存、同10月1日からはアルコール検知器を用いて酒気帯びの有無の確認を行うことなど安全運転管理者のアルコールチェック業務が義務化される。現在、各施設・事業所では運転業務前に検知器でアルコールチェックを実施し記録しているが、今後は目視と運転後の確認も必要となるため、直行直帰や早出で送迎を行う場合等の実施方法を検討していく必要があるとした。続けて、昨年12月、今年1月の法人全体の事故について確認が行われ、交通事故後の対応として各施設・事業所に再度マニュアルに沿った報告を行うよう呼び掛けるとした。また、ヒヤリハットや各事業所のBCP作成についても確認が行われ、ヒヤリハットは様式も新しくなっており、しっかり報告を行っていくこと、BCPの作成は令和6年度から義務化となるため、来年度の同委員会でひな型を作成することなどを申し合わせた。