法人NEWS

2022年03月24日 会議

農福連携会議/上香月圃場の状況やふるさと納税に向けての取り組みなどで協議

第8回「農福連携会議」が3月18日、戸畑区の「育成会会館」で開催され、小松啓子理事長(委員長)をはじめ委員ら9人が参加した(写真)。
この日は、上香月圃場の状況や北九州市のふるさと納税に向けての取り組みなどについて協議が行われた。このなかで「農業生産」グループから上香月の状況として、上香月圃場では玉ねぎのほかジャガイモやスナップエンドウ、サツマイモの苗を、上香月新規圃場では玉ねぎを栽培中であることが報告された。ただ、玉ねぎについては全体的に霜枯れが起こり、成育が低調で、現在回復を試みているとした。また、「販売戦略」グループからは収穫見込量に合わせた玉ねぎドレッシングの製造を計画中であることや、北九州市のふるさと納税に玉ねぎドレッシングを届出予定であることなどが報告され、「運営」グループでは生産から販売までの見える化を行いながら、しっかり全体が見える形で取り組んでいきたいとした。最後に現状を踏まえ、一般社団法人農林水産業みらい基金の「農林水産業みらいプロジェクト」(助成事業)への今年度の報告は難しいことが説明され、小松理事長は「残念だが皆で力を付けていき、地域のために還元できるようしっかりと取り組んでいきたい」と述べた。
なお、同プロジェクトでは、これまでの法人の農福連携事業を活かし、八幡西障害者地域活動センターを取り巻く香月地区の畑を活用して同地区の地域課題解決に貢献できる取り組みを「地区調整」、「農業生産」、「販売戦略」、「運営」の4グループに分かれ、企画することとしていた。