法人NEWS

2022年01月25日 研修

3年次職員研修/「視覚障がい者への支援~情報保障という支援~」をテーマに研鑽

入職3年目の学卒職員を対象とした「第4回 3年次研修」が1月11日、戸畑区の「育成会会館」で行われ、7人が参加した(写真)。

この日は、「視覚障がい者への支援~情報保障という支援~」をテーマに、一般社団法人ぱるむ代表理事の伊東良輔氏(日本社会福祉士会理事、法人育成会 監事)が講師を務めた。研修ではまず「名前」、「住んでいる市区町村」、「好きな動物」、「好きな食べ物」について口頭ではなくアイマスクを装着した状態で、事前に配布された白紙を四分割して、それぞれのスペースに回答を書き込み、自己紹介を行った。その後、二人一組のペアとなり、ひとりがアイマスクを装着し、そのアイマスクを着用したペア相手に提示された写真の説明を口頭で行ったり、4階のフロア全体を使って手引き歩行を行ったりする演習も行われた。また、講義ではハイコンテクスト・ローコンテクスト(※)について触れ、「何を伝えるかではなく、どう伝えるか。主体的ではなく客観的に伝えることができるかが大切」と述べた。さらに自己選択・自己決定についても「選択して頂くために提供する情報が限定的であったら、限定的であることも伝えなければならない」と話し、支援者の主観で選択肢を狭めてしまわぬよう情報保障を行うことの重要性を説明、参加者は熱心に講義内容に聞き入っていた。なお、次回は2月8日に開催予定。

(※ハイコンテクストとは、暗黙の了解(前提となる知識やカルチャー)が多く、行間を読むようなコミュニケーション方法のこと。ローコンテクストとは、前提となる知識やカルチャーの理解がなくても、分かるようシンプルで明快なコミュニケーション方法のこと)