法人NEWS

2021年11月18日 会議

接遇向上・虐待防止委員会/身体拘束等の適正化、虐待防止マニュアルについて検討

第4回「接遇向上・虐待防止委員会」が11月1日、Web会議で行われ、早田達也理事(委員長)をはじめメンバー6人が参加した(写真)。
この日は冒頭、早田委員長が「10月9日の法人創立記念式典でも話したように、国の虐待防止に対する指針は厳しくなっている。権利擁護の観点からも虐待はあってはならない。そのためにはまず職員がしっかりと理解することが大切」と挨拶を行った。その後、身体拘束の適正化に関する指針及び虐待防止マニュアルについて検討が行われた。身体拘束の適正化については、必要書類の整理や確認事項の共有化が話し合われ、虐待防止マニュアルについては昨年度国が示したマニュアルに沿った法人のマニュアルの変更などが検討された。また、職員がしっかりと虐待について理解できるよう年度末に理解度テストを実施することとし、その内容についても協議した。
また、同15日にも「接遇向上・虐待防止委員会」が開催され、岩倉聡本部事務局長から運営規程等の説明が行われたほか、各施設・事業所に設置された虐待防止委員会の進捗や取り組み内容について情報共有が行われた。早田委員長は、「厚生労働省の『障害者福祉施設等における障害者虐待の防止と対応の手引き』でも多くの加筆があり、各施設・事業所の虐待防止委員会を中心として虐待や身体拘束の適正化のための対策を検討し、周知徹底していかなければならない」と述べ、改めてメンバーでもそのことを申し合わせた。なお、次回は12月13日に開催予定。