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2021年11月04日 農福連携事業

農福連携事業/インクル春ヶ丘/自分たちが育てたさつま芋を収穫、利用者に達成感

インクル春ヶ丘では今年、就労継続支援B型事業の利用者がさつま芋(鳴門金時)の栽培に挑戦しており、その収穫が行われた。
今回収穫したさつま芋は、この5月に同事業所敷地内の畑に利用者が中心となり、150本の苗を定植したもので、その後も利用者が率先して水まきや除草などの管理作業を行い、丁寧に育ててきた。途中、苗の調子が良くないこともあったが、利用者の継続的な手入れと北九州市立総合農事センター職員からのアドバイスで、無事に収穫を迎えることができたという。収穫当日は天候にも恵まれ、利用者10人が芋堀りを楽しんだ。なかには毎日積極的に水やりを行い育ててきたこともあり、達成感に満ち溢れた表情で収穫したさつま芋を眺める利用者もいた。また、収穫したさつま芋はそのまま販売するだけでなく、同事業所の弁当事業で焼き芋や天ぷら、甘煮などの惣菜としても販売、売り上げもよく好評を博している。
同事業所では、これからも利用者がやりがいをもって活動に参加し、高工賃を得ることのできるような取り組みを行っていくとしている。