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NEW 2021年09月29日 その他

農福連携事業/八幡西障害者地域活動センター/車いすの利用者が圃場での活動を実現

農福連携事業に取り組む八幡西障害者地域活動センターで、車いすの利用者が圃場での農業活動への参加を実現した。
その利用者は中途障害の方で、新しい働き方として提案したのが農福連携事業での活動だった。農業活動に取り組むようになり、室内で野菜の出荷調整などを担当、自分が生産の一部にかかわっていることを明確に実感しているようで、いまではなくてはならない一人となっている。また、農業活動に取り組むようになり、来所時は必ず野菜を買い、現在、育てている野菜はないか、積極的に職員に聞いているという。やりがいや生きがいを持って働く姿や、家庭での本人の話などから、家族も大変喜び、いまでは同活動センターの農福連携事業の応援団のひとりとなっている。
今回、そんな彼の新たな挑戦として圃場での作業ができないか検討した。それは、働く意欲が向上している彼のもっと働きたいという思いを実現させることが目的。まず、着目したのが車いすだった。車いすのタイヤはゴムで素材自体が柔らかく、でこぼこしたり柔らかかったりする圃場では進むことができず、それが原因で圃場での作業参加を見送っていた。そこで圃場が柔らかくなく、固かったらという発想のもと、アスファルトの上でなら実現できることに気づき、アスファルトを侵食しつつある芋づるの収穫に参加してもらった。参加した彼はとても喜び、大変満足した。
 今回のことで同活動センターでは、改めて利用者本人の潜在能力を些細なことで引き出すことができることや、いろいろな働き方を実現できるのが農福連携事業の魅力だと実感した。