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2021年03月18日 その他

新日明リサイクル工房が本格稼働/新しい施設で従業員もこれまで以上にいきいきと作業

就労継続支援A型事業所「日明リサイクル工房」が3月8日から新しい施設で業務を本格稼働させた。

同工房は、北九州市の委託を受け、一般家庭から出されたカン・ビン・ペットボトル・食品トレイなどの資源化ゴミのリサイクルを行う選別工場として平成6年4月1日に開設した。令和元年12月に着工し約8ヶ月に亘って進められてきた、新日明リサイクル工房の新築工事が完了したのは昨年7月30日。今回、隣接する「日明かんびん資源化センター」も竣工し本格的に業務を稼働させた。また、これまでの場所の約200m先に移転した新しい施設の名称は、資源化ゴミのリサイクルという北九州市の重要な環境行政の一部を障害のある人たちが担っている施設の特性を出すため、これまでの「日明リサイクル工房」を継続した。

新しい同工房は、これまでスポットクーラーだけだった選別室に空調が完備されるなど作業環境も向上。従業員(利用者)も「今年から夏の作業もしやすくなる」と喜んでいる。また、すべての設備が新しくなり、「新しいところで仕事ができるのでうれしい」、「全部きれいなので掃除も今まで以上に丁寧にしよう」と、従業員はいきいきと日々の業務に取り組んでいるという。

新しい施設で業務をスタートさせた同工房。従業員、職員はこれまで以上に資源化率の向上を目指するとともに、やりがいを持って業務に取り組んでいくとしている。(写真は新しい選別室でいきいきと作業を行う従業員)