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2020年12月24日 その他

インクル春ヶ丘の就労継続支援B型事業「カフェぽぽっと」弁当販売開始で試食会を実施

インクル春ヶ丘の就労継続支援B型事業「カフェぽぽっと」で来年1月12日から弁当販売が開始されることとなり、弁当の試食会が12月15日、戸畑区の「育成会会館」で行われた。これには、小松啓子理事長、岩倉聡本部事務局次長(インクル門司港、GH支援センター門司事業所長兼任)、石原智事業所長(インクル春ヶ丘)、松﨑りつ子係長(本部事務局/管理栄養士)、日野恵美子職員(本部事務局)などが参加した。

育成会では、カフェ事業を含む就労継続支援B型事業における工賃を向上させ、利用者にとって魅力があり、いきいきと働ける場をつくることを目的に、この10月、「就労継続支援B型 工賃向上プロジェクト」を設置した。週1回開催の同プロジェクトでは、各事業所の同事業の現状や課題などを把握し、今後の方向性が検討されている。このなかで2015年11月にオープンしたインクル春ヶ丘の「カフェぽぽっと」で、これまでのカフェ事業のノウハウを活かし利用者、職員で日替わり弁当を販売することとなった。弁当のメニューは法人の管理栄養士が献立を作成し好評を得ている給食の内容となっており、栄養バランスもよいものとなっている。この日の試食会では、直近3日間の給食メニュー3種類による試作の弁当が並べられた。参加者からは、「冷めてもとても美味しい。見た目も良く、ボリュームも十分ある」「野菜が多く、健康にも良く、味もとてもいい。喜ばれる弁当になると思う」などの意見が聞かれ、いずれも好評だった。

今後は、来年の販売開始に向けて最終準備を進めていくこととしており、同事業所の利用者も「弁当をつくりたい」と意欲が見せているという。なお、この弁当は法人内の施設外就労に参加している利用者に販売するほか、「カフェぽぽっと」の店頭でも販売予定で価格は500円(税込)。同事業所では、管理栄養士が献立を作成し栄養バランスが良く、美味しい昼食を多くの人に食べてほしいとしている。

(写真は上から、試作品の弁当を取り分ける、試作の弁当について意見交換する参加者。試作で並んだ3種類の弁当)