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2020年03月18日 その他

エコアクション21/更新で現地審査が実施、「認証・登録の継続」が認められる

日明・本城両リサイクル工房が取り組んでいる「エコアクション21」の更新に関する現地審査が3月12、13日に行われ、岩倉聡本部事務局次長、両リサイクル工房の事業所長、担当者らが参加した(写真)。「エコアクション21」は、環境省が事業者に対して、環境への自主的な取り組みの促進を行うことを目的に策定した認証・登録制度。二酸化炭素・廃棄物などの削減に取り組み、その活動レポートを作成、公表することで環境にやさしい経営の証明が得られる仕組みとなっている。両リサイクル工房は、平成28年5月に認証・登録された。

12日はまず、「育成会会館」(戸畑区)で担当者がリサイクル工房の事業内容を説明し、事前に提出した両工房の平成30年度の環境経営目標の達成状況や令和元年度の実施経過等の資料について、審査人からヒアリングが行われた。その後、日明リサイクル工房に移動し、施設・設備の視察が行われた。13日には、本城リサイクル工房で同様の視察が行われ、「育成会会館」で審査結果の発表・総括及び改善に関するアドバイスなどが行われた。審査人からは、「非常に丁寧に取り組んでいるという印象。事前に提出してもらった資料からは、この審査のためだけに作成されたものではなく、日頃から従業員が一丸となって行っている取り組みを振り返ったものであるということが伝わってきた。表やグラフを工夫して簡潔で見やすくすることで、さらに良い資料になるのではないか」との総評があった。また、「取組状況のグラフを掲示していることに加え、従業員が取得した資格が掲示されていたり、従業員から気持ちの良い挨拶が聞かれたりなど、従業員のモチベーションを高めるための工夫がされていて、それが実際に功を奏しており、非常に雰囲気の良い職場であると感じた」と、現地視察の感想も述べていた。

なお、今回の更新審査の結果、「認証・登録の継続」が認められ、従業員、職員ら全員が一丸となって取り組んできたことが実を結んだ良い結果となった。