法人NEWS

2019年11月20日 視察見学

農福連携事業/若松区長らが育成会の圃場などを視察

 

 

11月5日、若松区役所の古賀厚志区長をはじめ、教育委員会関係者等が育成会の農福連携事業の圃場※を視察に訪れた(写真)。この視察は、古賀区長から若松区の障害者福祉のネットワーク構築への協力を依頼されたことがきっかけで、農福連携事業を通じた連携の可能性を探るものとして実施された。

この日はまず、八幡西障害者地域活動センターで富永英伸副事業所長から、農福連携事業を開始した経緯やこれまでの取り組みなどが説明された。その後、一行は下畑の圃場に移動し、福岡県GAP認証制度申請中の白オクラや農林水産省の農山漁村振興補助金を活用した作業場を見学。最後に上香月にあるもち米の田んぼを見学し、この地区の取り組みの全体像を紹介した。視察を終え、古賀区長は、「とても素晴らしい取り組みで驚いた。今後、様々な場面で互いに協力をしていければと思う」と感想を述べ期待を寄せていた。育成会では、今後も農福連携事業を通した地域との連携を深めていくこととしている。

(※圃場(ほじょう)・・・作物を育てる水田や畑、田を指す言葉)