法人NEWS

2019年10月21日 研修

介護職員初任者研修がスタート/9人が受講、サービスや介護職の仕事内容など学ぶ

今年度の介護職員初任者研修が10月12日、戸畑区の「育成会会館」でスタートした。

同研修は、多様化する利用者ニーズに対応するための知識・技術を身に付けた人材を育成し、社会福祉の充実に寄与することを目的として、昨年度から育成会主催で実施。講師は昨年同様、法人内の介護福祉士、作業療法士、看護師などの専門職の資格を持つ職員が務める。2回目となる今年度は9人が受講。学生から60代までの幅広い年代が受講しており、介護の仕事に興味がある方や現在障害福祉に携わっている方など動機もさまざまとなっている。

初回のこの日はまず、小松啓子理事長が「今年度も介護職員初任者研修を無事に開講することができました。この研修を受講するにあたってはしっかり予習と復習をすることが大切です。毎回10分間テキストを読んでくるだけでも知識の入りやすさが違います。受講後は、教わったことをしっかり復習して確かな知識を身につけて下さい。また、長期間の研修になりますので、体調管理をしっかり行って下さい」と挨拶し受講生を激励した。その後、松﨑泰典理事が講師を務め、「多様なサービスの理解」「介護職の仕事内容や働く現場の理解」について講義を行った。講義では、テキストに加えてDVDやインターネット動画サイトを用いながら説明が行われ、受講生からは「映像があって分かりやすかった」などの感想が聞かれた。

なお、同研修は来年2月29日までのおおむね毎週土曜に「育成会会館」で講義、実技演習を内容として全15回実施される。また、研修後に育成会のヘルパーとして登録し条件を満たした場合には受講料を免除する制度も設けられている。(写真は冒頭、挨拶をする小松理事長)