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2019年09月09日 その他

第12 回「ひまわりアート展」表彰式/晴れの受賞で利用者に笑顔と自信

 

育成会が主催する第12 回「ひまわりアート展」の表彰式が8月31日、イオンモール八幡東(八幡東区)1階で開催され、利用者、家族、職員および来賓など約80人が参加した。

表彰式では冒頭、小松啓子理事長が「このアート展も前身の『ひまわり写真展』から数えると12回目となり、利用者、ご家族のみなさんからも楽しみにしていただけるイベントとなったのではないでしょうか。今年も利用者のみなさんから多くの作品が出展され、年々、素晴らしいものになっていることを感じています。法人では、これからもみなさんの芸術の才能がもっと花開くよう支援していきますので、好きなことを極めていってください」と挨拶。続いて、市保健福祉局の武藤朋美・障害福祉部長が来賓挨拶を行った。その後、絵画、書道、写真の各部門の優秀作品賞と、絵画、書道部門の努力賞に選ばれた利用者16人のうち、式に出席した15人に小松理事長から賞状と記念品が手渡れた。また、講評では各部門の審査員から作品の発想や表現力の豊かさなどが高く評価された。式後には「賞が取れて、うれしい」と笑顔で話し、自分の作品と写真に収まる利用者の姿などが見られた。

育成会では、障害や障害者への理解促進、啓発を目的に平成20年度から毎年「ひまわり写真展」を開催。平成27年度からはさらに書道、絵画も加えた「ひまわりアート展」とし、障害者アートの魅力を発信している。今年度は各施設・事業所の利用者から絵画49点、書道41点、写真36点の計126 点の力作が出展、9月1日までイオンモール八幡東3階で展示され、期間中は多くの一般市民などが鑑賞した。なお、今年度は各部門の優秀作品4点(計12点)をデザインした2020年卓上カレンダーが出展した利用者に参加賞として配られた。(写真上は、小松理事長から賞状を手渡される利用者(右)、下は式後に小松理事長と記念撮影に収まる受賞の利用者)