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NEW 2019年08月29日 視察見学

農福連携自然栽培パーティの磯部理事長らが育成会を訪問/自然栽培の素晴らしさを再認識

一般社団法人 農福連携自然栽培パーティ全国協議会(本部:愛知県)の磯部竜太理事長ら3人が8月22日、育成会を訪れ、法人本部と農福連携を実践中の八幡西障害者地域活動センターの圃場、下畑、上香月、にしかつ農園を視察した(写真)。

農福連携自然栽培パーティは、耕作放棄地の再生、障害者施設などの参加、障害者の工賃向上などを目標に平成16年4月に設立。同団体に4年前、同活動センターも加盟、勉強会や研修会に参加するほか直接的な指導を受けてきた。そのような中、育成会の農福連携の取り組みが異例のスピードで発展していることに関心を寄せていたこともあり、今回の訪問となった。

育成会では、平成28年5月から同活動センターで試行的に農福連携事業をスタートさせた。現在では農地も八幡西区、若松区に約6000㎡まで拡大。平成30年7月には農林水産省の交付金制度に採択され、下畑にトイレや活動スペースなどがある建屋も設置した。当初からこだわってきたことは「自然栽培」で野菜を育てること。この3年で収穫量も増え、利用者家族や職員に販売、さらには法人の給食に採用されるまでになった。ほかにも幼稚園児と定植から収穫までの取り組みを行い、子どもたちの健全な育成に貢献するようになった。また、スーパー撤去跡地での朝市に毎週、地域住民と野菜を出品、いわゆる買物難民支援を行うようにもなった。このように農福連携事業を通し、現在では利用者らが地域の困りごとを解決する地域貢献にまで発展、今年度からは農福連携事業を法人全体での取り組みとし公益事業化、新たなスタートも切っている。

この日一行は、法人本部を訪問後、小松啓子理事長、岩倉聡本部事務局次長らと下畑、上香月、などを視察。圃場の視察では、一行から自然栽培のアドバイスをもらったり、販路や6次化、農業機械導入の制度について懇談した。また、「自然栽培」の野菜の魅力についても懇談、改めて「自然栽培」の素晴らしさ、その農法が持つ可能性を再認識した。