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NEW 2019年08月29日 その他

洞海工芸舎/食器洗浄作業のスタートから約1ヶ月、利用者に新たな働く喜びも

洞海工芸舎では、8月1日から就労継続支援B型事業で海老膳屋の給食サービスの食器洗浄作業を開始した。

同工芸舎では、これまで施設内での作業は主に紙器加工(菓子箱作り)に取り組んできた。今回の作業導入にあたっては、衛生管理システムHACCPを参考に作業室全体のレイアウトも大幅に変更した。具体的には食器回収から次の配送までの各工程の中で、食中毒などの健康被害を引き起こす要因を排除・管理しており、作業室を洗浄中心とする汚染エリアと、滅菌後の非汚染エリアの大きく2つに分けた。また、7月中旬には利用者、家族を対象に説明会を開催し、事前の練習も丁寧に重ねてきた。

作業がスタートして約1ヶ月。作業室はとても活気にあふれ、毎日10人から15人程度の利用者が、法人内の12事業所から出される1日約500食分の食器を洗浄から高熱滅菌、仕分け、袋入れまで各工程に分かれ取り組んでいる。作業開始前には手洗いはもちろん、マスクや作業帽子、白衣、エプロンを着用し衛生管理も徹底。全利用者30人が検便も毎月実施している。また、それまでの座り作業中心から終日、立ち作業となり、さらにその日のうちに約500食分の食器を洗浄しなければならないため、利用者は各工程の中で役割を担い積極的に作業を行っている。その姿は、これまでにない新たな働く喜びを感じているようで表情も一変した。家族から、帰宅後に家で本人が作業の話をしているとの声も聞かれるようになった。

同工芸舎では、利用者の取り組む姿勢を大切により良い環境づくりを図っており、今後も働くことをベースに利用者一人ひとりのやる気を支えていきたいとしている。(写真は、各工程の中で役割を担い、積極的に作業を行う利用者)