法人NEWS

2019年07月03日 会議

リスクマネジメント・コンプライアンス推進委員会/交通事故の改善策やBCP作成などで協議

第2回「リスクマネジメント・コンプライアンス推進委員会」が6月18日、戸畑区の「育成会会館」で開催され、オブザーバーの小松啓子理事長ほか委員ら12人が参加した(写真)。

この日は、まず平成30年度の法人内の交通事故について分析、改善策などを協議した。分析では、月別や曜日別、時間帯別などでの事故件数、最も多い事故原因などについて確認。それらの分析を受けて委員からは「新人職員など運転に不慣れな職員への練習の実施も必要ではないか」など改善に向けた意見が出された。協議の結果、まずは安全意識をしっかり持ってもらうこととし各施設・事業所に啓発ポスターを掲示してもらい、交通事故防止を推進することとした。その後、5月の現場事故、交通事故についても協議し意見交換した。

続けて、ヒヤリハットの記録状況について確認。30年度、法人が導入したソフトを使用し、ヒヤリハットを記録した事業所は少なく、その件数にもかなり偏りがあった。今年度については、そのソフトを利用して、こまめにヒヤリハットの記録を行ってもらうよう各施設・事業所に周知していくことを申し合わせた。最後に震災時のBCP(事業継続計画)の作成について、関係資料等の確認を行った。近年、九州北部豪雨など九州でも大きな災害が起こっており、育成会としてもできるだけ早くBCPを作成するとし、同推進委員会の今年度の大きな取り組みのひとつとしている。今後はBCPの作成にあたって、まず非常時にも続ける業務の優先順位について、育成会ではどの業務なのか協議し検討していく。なお、次回は7月16日に開催予定。