法人NEWS

2019年06月21日 視察見学

韓国・三育大学の学長、学科長、学生ら9人が育成会を訪問

韓国・三育大学のチョン・ジョンファ学長、社会福祉学科のチョ・ミシュク学科長、大学院生、学生ら9人が6月17日、育成会を訪れ、小松啓子理事長、松崎貴之本部事務局長らと懇談したほか、グループホーム支援センター中部、八幡西障害者地域活動センター、すてらを視察した。

この日一行は、午前に「育成会会館」を訪れて小松理事長らと懇談し、法人概要やクラルス、農福連携事業などの事業について説明を受けた。なかでも農福連携事業への関心が高く、一行からは「三育大学の周辺も畑が多く、とても興味深い」「同大学でも育成会をモデルに都市と農業をつなぐ大学としての事業を検討したい」「農福連携における育成会モデルと三育大モデルで将来コラボできればうれしい」など感想が聞かれた。また、午後からはグループホーム支援センター中部の事業説明を受け、「丸町ホーム」を見学。「韓国ではグループホーム建設に地域住民の反対が大きかったりするが、ホーム建設にあたり地域住民の反対はなかったのか」「ホームの利用者同士のケンカなどはないのか」「グループホーム事業の収益はどれくらいか」など活発に質問が出された。その後、八幡西障害者地域活動センターを視察し事業説明を受けたほか、先月設置された特殊浴槽や農福連携事業で収穫した玉ねぎやにんにくなども見学、興味深く見入っていた。最後にすてらの事業説明を受け、「サービス等利用計画を作成する相談支援専門員がモニタリングも行うのは客観性に欠けるのでは」など意見交換した。

育成会では2008年から毎年、同大学生の研修を受け入れており、2009年4月には交流協定を締結、交流を促進している。(写真は上から、小松理事長らと懇談する、記念撮影に収まる一行)