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NEW 2026年01月14日 研修

第8回「介護職員初任者研修」/「整容に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護」など研鑽

第8回「介護職員初任者研修」が1月10日、小倉南区の「育成会東部会館」で開催され、受講生10人が参加した(写真)。

この日は、午前に紅梅翔伍主任(インクルとばた)、山根未来主任(インクル八千代)が講師を務め、「整容に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護」について研修を行った。内容は整容がもたらすこころとからだのしくみについての講義と、自立支援を基本とした洗面、衣服の着脱についての実技。実技では、服を脱ぐときは健側(健康な側・動きやすい側)から、着るときは「患側(麻痺や痛みのある側・動きにくい側)から行うという着脱のポイント「脱健着患」などが説明された。受講生は実技を通して、患部への負担を最小限に、安全でスムーズに更衣できるよう配慮することを学んだ。

午後からは、大城朋子職員(八幡西障害者地域活動センター)、横田寛美係長(サービス事業部事業課)が講師を務め、「快適な旧環境整備と介護」について講義と実技演習を行った。快適な住環境を妨げる要素には住宅構造の問題点として、住宅内の段差、住宅面積、和式の生活様式による身体への負担、不十分な防寒があり、高齢者に配慮した快適な生活空間とは住居内の動線を短くし、照明や壁の色、騒音への配慮が必要となる。実技では、高齢者が暮らす居住空間にどのような危険が潜んでいるのかをイラストを見ながら洗い出した。また、高齢者疑似体験では視野を狭めるゴーグル、イヤーマフ、重りを手足に装着し視力、聴力、触覚の低下、バランス感覚の悪さなどを体験した。受講生からは、「高齢者の身体的・心理的困難を理解し、体験を通して高齢者へ共感することができた」などの感想が聞かれた。

なお、同研修は2月28日までのおおむね毎週土曜に講義、実技演習を内容とし全15回実施され、この日は今年最初の研修となった。