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NEW 2025年12月24日 研修

第7回「介護職員初任者研修」/睡眠や死にゆく人に関連したこころとからだのしくみなど学ぶ

第7回「介護職員初任者研修」が12月20日、小倉南区の「育成会東部会館」で開催され、受講生10人が参加した。

この日は、午前に的場美千代看護師(グループホーム支援センター中部)が講師を務め、「睡眠に関連したこころとからだのしくみ」をテーマに講義を行った。講義では、睡眠に関する基礎知識や睡眠環境の整備と関連する用具の活用方法、快い睡眠を阻害する要因の理解と支援方法について、ベッドメーキングなどの動画を交え分かりやすく説明が行われた。また、午後は「いくせいかい診療所」の田上裕子看護師長(経営管理部 経営戦略課長兼任)が講師を務め、「死にゆく人に関連したこころとからだのしくみと終末期介護」をテーマに講義を行った。このなかで講師は、終末期に関する基礎知識や生から死への過程、「死」に向き合う心の理解、苦痛の少ない死への支援などについて、これまでの経験や実体験を通して詳しく説明した。睡眠や死といった生活や人生に直結するテーマだけに、午前も午後も受講生からは積極的に質問が挙げられていた。

なお、同研修は来年2月28日までのおおむね毎週土曜に講義、実技演習を内容とし全15回実施され、年内はこの日が最後となった。

(写真は、「死にゆく人に関連したこころとからだのしくみと終末期介護」をテーマに講義を行う田上看護師長)