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NEW 2025年11月12日 研修

「介護職員初任者研修」スタート/10人が受講、サービスや介護職の仕事内容など学ぶ

今年度の介護職員初任者研修が11月8日、小倉南区の「育成会東部会館」でスタートした。

同研修は、多様化する利用者ニーズに対応するための知識・技術を身に付けた人材を育成し社会福祉の充実に寄与することを目的として、法人育成会主催で平成30年度から実施。コロナ禍で中断していたが、今年度、法人内外を問わず利用者の地域生活を支えていくために、利用者の様々なニーズに柔軟かつ安定的に応えることができる体制をつくることとし再開、3回目の実施となる。また、実施にあたっては、ヘルパー養成プロジェクト(委員長/岩永進事業所長[ヘルパーステーションぱすてる東部])を立ち上げ、準備を進めてきた。講師は法人内の介護福祉士、医師、看護師などの専門職の資格を持つ職員が務める。受講者は10人で、社会人から60代までの幅広い年代が受講しており、介護の仕事に興味がある方や現在障害福祉の仕事に携わっている方など動機もさまざまとなっている。

初回のこの日はまず開講式が行われ、小松啓子理事長が「障害者の皆さん方の地域生活を支える上でヘルパーさんの存在は大変、重要です。毎回の研修が、皆様方にとって充実した内容になるよう講師一同準備を進めてまいりますので、楽しみにしてください。そして、研修が終わるころにはヘルパーとして実際に障害者支援に参加したいと思われるようになることを期待しています」と挨拶し、受講生を激励した。その後、早速、講義が開始され、原明世部長(サービス事業部)がテキストに加えDVDでの動画なども用いて「多様なサービスの理解」「介護職の仕事内容や働く現場の理解」をテーマに説明を行った。初回の講義を終え、受講生からは「あまり聞きなれない言葉やサービスが多かったので、頭がいっぱいになった」「大変分かりやすく、勉強になった」「これからも最後まで頑張りたいと思う」などの感想が聞かれた。 なお、同研修は来年2月28日までのおおむね毎週土曜に「育成会東部会館」で講義、実技演習を内容として全15回実施される。(写真は、初回の講義を行う原部長)